https://mainichi.jp/articles/20191211/k00/00m/040/259000c
女性特有の疾患に「管理料」新設検討 厚労省、中医協に方針
毎日新聞 2019年12月11日 19時48分(最終更新 12月11日 19時48分)
厚生労働省は、月経障害など女性特有の疾患について、医師が継続的な管理を行った場合、新たな診療報酬を設ける検討をしている。11日に厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)に導入の方針を示し、了承された。
月経の時期に体調を崩す月経困難症や子宮内膜症などの疾患は20〜40代の女性に多く、卵巣がんや合併症につながる恐れもある。定期的な受診や投薬によって早期発見や重症化の予防が可能な疾患もあるが、仕事などで多忙な人が多い世代のため、受診するまで時間がかかったり、自己判断で通院を中断したりする例が少なくないという。
厚労省が検討しているのは、医師が治療計画を作ったり生活指導を行ったりした場合に支払う「管理料」。中医協の委員からは、患者に説明し同意を得るよう求める意見が出ており、今後、要件や報酬額を決める。【原田啓之】
女性特有の疾患に「管理料」新設検討 厚労省、中医協に方針
毎日新聞 2019年12月11日 19時48分(最終更新 12月11日 19時48分)
厚生労働省は、月経障害など女性特有の疾患について、医師が継続的な管理を行った場合、新たな診療報酬を設ける検討をしている。11日に厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)に導入の方針を示し、了承された。
月経の時期に体調を崩す月経困難症や子宮内膜症などの疾患は20〜40代の女性に多く、卵巣がんや合併症につながる恐れもある。定期的な受診や投薬によって早期発見や重症化の予防が可能な疾患もあるが、仕事などで多忙な人が多い世代のため、受診するまで時間がかかったり、自己判断で通院を中断したりする例が少なくないという。
厚労省が検討しているのは、医師が治療計画を作ったり生活指導を行ったりした場合に支払う「管理料」。中医協の委員からは、患者に説明し同意を得るよう求める意見が出ており、今後、要件や報酬額を決める。【原田啓之】